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令和の米騒動・2

2024/11/28(木)
前回の続き・・・

今年の秋以降、店頭価格
3000円超えのお米が
普通になってきました。>_<)

昨年の価格より5割以上値上がり
しているお米も珍しくなく、
新米が出揃った11月以降は
価格も落ち着くという話もありましたが、
価格は高止まったまま・・・

追い打ちをかけるように
今夏秋の猛暑が影響して
野菜価格も異常高値つづき(-_-)
光熱費も燃料代もあがりっぱなしの
Wパンチならぬトリプルパンチ。

しかし、野菜に関しては
異常高値の時ほど一般的に
農家は儲かりません(>_<)

なぜなら、
そんなに高値になるということは
収穫量が激減しているからです。

激減の収穫量をカバー出来るほど
価格が高騰はしないからです。


話が横道にそれてしまいましたが、

皆さんはお茶碗1杯分の
お米がいくらか考えたことがありますか?

ニュース報道で「お米が高いからパンや
麺類に変えました」と見聞きしますが、
本当にお米の方が高いのでしょうか?

例えば
お茶碗1杯精米65gとしますと
1kで15杯分程度です。
1k1000円の米でも
お茶碗1杯67円足らずにしかなりません。

1k1000円というと
5k5000円、
10kで10000円という
このお米高の今でも
かなーりの高級米です(-_-)

1K800円のお米で
お茶碗1杯53円程度です。
これでも5k4000円のお米
ですから なかなかのものです。

もちろん、普段から三度三度
食べるものですから、
安いにこしたことはないでしょう。

しかしながら前回も書きましたが、
50年前から価格がそのまま
というものが現在の世の中に
どれだけあるでしょう。

仮に、
1年に1俵200円づつ
あがっていけたのなら
10年で2000円、
20年で4000円
50年で10000円あがっても
いまの価格より断然安いのです。

あまりにも今までの米価が
むちゃくちゃだったのです。

そのせいで、
いままで国土の隅々まで
綺麗に管理されてきた農地水田も
効率の悪い中山間地の水田等は
耕作放棄地が目立ち、
30年前の比べて米作付け農家は
3分の1にまで減少してしまいました。
同じく主食用米の作付面積も
半分近くまで減っている状況です。

こうした要因に近年の
高温温暖化が折り重なり、
令和の米騒動」が起きたわけです。

ですから必然と言えば必然です。
遠かれ早かれ必ずおきる事だったわけです。

                                         つづく















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