稲の出穂期です。
一株だいたい20~25本位ある稲穂が4~5割でることを出穂といいます。
また8割程度穂が出そろうことを穂揃期といいます。
我が家の水田でも8月28日頃から特別栽培米ヒノヒカリの出穂が始まり、
次いで自然栽培米ヒノヒカリが8月30日頃、更にニコマルが9月に入った
ちょうど今、出穂が始まりました。
稲刈りの時期も、おおかた出穂順となっていきます。
下の写真が、わかりづらいですが稲の花をつけた稲穂です。
稲の花が咲いている時間はなんと1時間ほど ( ・_・;)
天気が良く、乾燥した午前中に咲きます。
2枚の殻(籾殻)が開いて雄しべが顔を出し、
殻の中にある雌しべに花粉を降りかけます
(小さすぎて見たことはありませんが・・・)
天気が悪い時は開かず籾内で受粉するそうです。
子孫を残すための生命の神秘です・・・
但し、やはり開花期に雨が多いと籾の細菌病も出やすく
あまりお米に良くありません。
ところが明日からは秋雨前線の影響で雨予報・・・
しんぱい、心配、・・・・(T_T)
今年の熊本は、梅雨入りが早かったものの
田植え時期にはほとんど雨が降らず、
空梅雨だったかと思えば、8月になると
まるで梅雨のような集中豪雨。
各地を季節はずれの豪雨が襲い、
家屋や農作物に甚大な被害が発生する中、
幸いなことに七城町では大きな被害はありませんでした。
しかし、明日からの雨の量によっては
稲の生育、お米の出来に大きく影響を及ぼします。
とはいっても、稲はハウスで囲っているわけでもありません。
運を天に任せるしかありません。
どうか長雨にならないようにと祈るばかりです。